<< 痛み | main | 好みの女性を調べてみた >>
Twitter


聖書通読プロジェクト114 サム上15〜18

前回までのあらすじ

ペリシテとの戦いに際して、罪を犯してしまったサウル。そして、断食の誓いを図らずも破ってしまった息子ヨナタン。サウル一家の将来に暗雲が。

サムエル、サウルにアマレクを討つように命じる
サウル、アマレクからケニ人だけを逃がす
サウル、アマレクを討つ
サウル、王アガクを生け捕りにし、すぐれた家畜を確保する
サムエル、主から「サウルを王にしたことを悔いる」と告げられる
サムエル、サウルに会いに行くが、カルメルで記念碑を建てた後にギルガルに言ったと教えられる
サウル、サムエルに報告する
サムエル、サウルを責める
サウル、謝罪をする
サムエル、去ろうとするが、サウルがその衣をつかみ、衣が裂ける
サムエル、サウルに王位を取り上げられることを再度告げる
サウル、共にかえって礼拝してくれと懇願する
サムエル、共に帰って礼拝をする
サムエル、アガクを連れてこさせ処刑する
サムエル、生涯サウルに会おうとせず、サウルの事を嘆く
サムエル、主に新しい王を立てろ、と命じられる
サムエル、ベツレヘムへ旅立つ
サムエル、ベツレヘムで長老たちになぜ来たのか、と尋ねられる
サムエル、エッサイとその子たちをいけにえを捧げるために招く
サムエル、その子たちに油を注ごうとするが、主が止められる
サムエル、他に子供はいないか、と確認し、ヒツジの番をしている末の子を呼び寄せる
サムエル、末の子ダビデに油をそそぐ
ダビデに主の霊がその日以来激しく下る サムエル、ラマに帰る
サウルに主の災いの霊が下る
サウルの家来、ダビデを呼び、琴を弾かせることを提案する
ダビデ、サウルに仕える
サウル、ペリシテが陣を敷いたので迎え撃つべく陣を敷く
ペリシテの陣営からゴリヤテ(ゴリアト)、登場する
ゴリヤテ、一対一の戦いを申し出る
イスラエルの人々、ゴリヤテを恐れる
エッサイ、ダビデに食べ物を届けさせる
ダビデが兄と話しているとゴリヤテが再び出てきて一対一の戦いを申し出る
ダビデ、あれ(ゴリヤテ)は何者だ、と周囲に尋ねる
サウル、ダビデを呼び出す
ダビデ、自分がゴリヤテを討つと宣言する
サウル、ダビデを送り出す
ゴリヤテ、出てきたダビデを侮り呪う
ダビデ、ゴリヤテを討つと宣言する
ダビデ、ゴリヤテを撃破する
イスラエル、撤退するペリシテを追撃する
サウル、ダビデが誰の子か知りたがるが、部下アブネルは分からないと答える
ダビデ、サウルの前にゴリヤテの首を持って現れる
サウル、ダビデに誰の子か尋ねる
ヨナタン、サウルと話し終えたダビデを気に入り、契約を結んでプレゼントを行う
ダビデ、サウルの遣わした戦場で常に勝利を収める
女たち、ダビデをたたえ歌うが、サウルはそれを聞いてダビデをねたみ疑う
サウル、琴を弾いているダビデを槍で突き殺そうとするがダビデはそれを避ける
サウル、ペリシテ人との戦いでダビデを戦死させようと画策する
サウル、ダビデに長女メラブを一端与えるが、違う者のところに嫁がせる
サウル、ダビデを愛していた娘ミカルを与えようとする
サウル、家来たちに自分がダビデを気に入っているからミカルと結婚しろと言えと伝える
ダビデ、家来に対して自分にはそんな事は出来ない、と答える
サウル、断ったダビデに対して、花嫁料は望まぬが、ペリシテ人の陽の革100を代わりに提供せよと命ずる
ダビデ、サウルにペリシテ人の陽の革200枚を提供し、婿となる
サウル、さらにダビデを恐れるが、ダビデはさらに戦果を上げ続ける






主はサムエルを通してサウルにアマレクを滅びしつくせ、と命じられた。人のみならず、家畜もすべて殺せ、という意味、聖絶せよ、という意味である。
アマレクはかつて、イスラエルがカナンに移動していた時邪魔をした民である。だが、ケニは当時協力的であった。
主がサウルを王にしたことを悔いたのはサウルが聖絶せよ、という指示に忠実でなかったためである。サウルはアマレクの民を滅ぼしつくすことなく、王と良い家畜を確保してしまった。
サウルは主に捧げるために最上の家畜を確保したのだ、と答える。だが、サムエルはこう答えた。「主が喜ばれるのは焼き尽くす捧げ物やいけにえであろうか。むしろ、主の御声に聞き従う事ではないか。見よ、聞き従う事はいけにえにまさり耳を傾けることは雄羊の脂肪にまさる。反逆は占いの罪に高慢は偶像崇拝に等しい。主の御言を退けたあなたは王位から退けられる。」(サム上15:22〜23/新共同訳)ちなみに、新改訳では最後が「退けた」と過去形になっている。
サウルは主に罪を犯した、と言うが、その責任を民に転嫁しようとするニュアンスの発言も見られ、その悔い改めが真の物か、というのは判断しかねるところである。
アガクはサムエルに呼び出されて生き残れると思ったが、そうではなく、サムエルが直々に処刑した。

サムエルはベツレヘムの地、エッサイという人の家に赴き、その子に油を注ぎ王とせよと命じられた。
ベツレヘムで長老たちは「平和なことで来たのですか」と恐る恐る尋ねた。というのは、サムエルがいけにえの子牛をつれていたからである。いけにえを捧げる特別な事があったのか、と長老たちは恐れた。
サムエルは、エッサイの長子エリアブを見て「彼こそ主の前に油を注がれる者だ」と思った。だが、主は「容姿や背の高さに目を向けるな。私は彼を退ける。人間が見るようには見ない。人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」と言われ、エリアブではない、と示された。次に二男アビナダブ、三男シャンマ…と七人を確認したがどれも主は退けられた。
サウルの家来はサウルに琴を弾く物を用意したら楽になるのでは、と提案した。誰がいい人はいるか、とサウルが尋ねるとダビデの名が挙がったので呼び出し、仕えさせたのである。

ペリシテの陣営から現れた勇士ゴリアト。その身長は290cm、青銅の兜をかぶり、うろことじの鎧(通常の鎧に比べ機動性に長ける)を装備し、その重さは57kg。青銅の脛当てと投げ槍を装備し、巨大な槍をもっていた。その槍の先端は鉄製(当時、鉄は貴重であった)であり、先端だけの重さで6.8kg。このスペックで彼の圧倒的強さを理解していただけるだろうか。
その時の戦いにはエッサイの息子(ダビデの兄)が三人出ていた。長男〜三男である。当時、ゴリヤテは四十日間の間毎日決闘しろ、と出てきていた。また、それを撃破したイスラエルの勇者にサウルは娘を妻として与え、賞金と特権を与えると言っていた。
ダビデはゴリヤテを討つと宣言する。だが、サウルは反対した。ゴリヤテは小さい頃から戦士であり、圧倒的スペックを持っている。それに対してダビデはまだ子供であり、羊飼いであった。だが、ダビデは羊飼いとして羊を猛獣から救い出してきた経験、その間守ってくださった主への信頼を以て問題ないと宣言する。それどころか、ゴリヤテはダビデが討ってきた獣の一匹のようになると宣言する。サウルは自分の装備をダビデに与えたが、その装備が重かったのでそれを脱ぎ、杖と石を以てゴリヤテに立ち向かった。
ダビデはゴリヤテの前で宣言する。「お前は剣や槍でわたしに向かって来るが、私はお前が挑戦したイスラエルの戦列の神、万軍の名によってお前に立ち向かう。今日、主はお前をわたしの手に引き渡される。わたしは、お前を討ち、お前の首をはね、今日、ペリシテ軍のしかばねを空の鳥と地の獣に与えよう。全地はイスラエルに神がいますことを認めるだろう。主は救いを賜るのに剣や槍を必要とはされないことを、ここに集まったすべての者は知るだろう。この戦いは主のものだ。主はお前たちを我々の手に渡される。」(サム上17:45〜47/新共同訳)
サウルはダビデが誰の子か知らなかった。というのは、おそらく琴を弾くものはダビデ以外にも多くいて、ダビデはサウルにとって多くの召使の一人に過ぎなかったのだろう。

ヨナタンの心はダビデの心に結びついた、と聖書には記述されている。また、自分と同じほどにダビデを愛した、とも。当時の腐女子たちはこぞって同人誌を書いたことだろう。
女たちは「サウルは千を打ち、ダビデは万を打った」と歌った。当然、サウルはそれが面白くなかった。
サウルはダビデを恐れた。サウルから主が離れ、権威が無くなった事、そして代わりにダビデに主がおられ、権威を与えている事。これはダビデを恐れるに十分な材料であった。イスラエルの全民衆はダビデを愛した。頼れるリーダーだったし。
また、サウルがダビデを恐れた、という記述は二回出ている。十二節と十五節だ。十五節の方がより恐怖感を現す言葉が原語では使われているらしい。サウルのダビデを恐ろしく思う気持ちは日々強くなっていたのだ。
サウルが娘を与えようとしたのはダビデを腑抜けさせ、ペリシテ人に殺させようとしたからである。だが、ダビデは一回目の結婚で失敗し(相手の結婚相手が変更された)、二回目の話が来たときはそんなにうまくいくはずがない、自分は貧しく身分が低い、と答えた。
サウルがダビデに求めた花嫁料であった陽の皮とは生殖器の包皮。割礼のときに切り取るものであるが、ペリシテ人は割礼を受けていなかった。ちなみに、当然この任務で失敗してダビデは死ぬだろうとサウルは思っていた。だが、それはみごとに裏切られてしまったわけである。
サウルは「生涯ダビデに対して敵意を抱いた」(サム上18:29/新共同訳)とある。これはすなわち主を生涯敵としたのと同じであった。
posted by: しゅんしゅん | クリスチャン的な | 00:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

スポンサーサイト

posted by: スポンサードリンク | - | 00:48 | - | - | - | - |
コメント
 









トラックバック
 
http://syun2ej.jugem.jp/trackback/2005